故障検出条件生成¶
与えられた故障を検出するような外部入力(および疑似入力)の値の割り当ての 論理積をテストキューブ(Test Cube)と呼ぶ. テストキューブの概念を一般化して与えられた故障を検出するような内部信号 線の値の割り当ての論理積を拡張テストキューブと呼ぶことにする. condgen グループはこの拡張テストキューブを求める処理を行う.
アルゴリズムの概要¶
故障 \(f\) の故障検出条件(故障検出関数) \(D_f\) は以下の式で表され る.
\[D_f = L_f \land D_r\]
ここで \(L_f\) は故障 \(f\) の影響が故障 \(f\) の属する ファンアウトフリー領域の根のノード \(r\) まで伝搬する条件, \(D_r\) はノード \(r\) における故障の影響がいずれかの外部出力 まで到達する条件である. さらに \(L_f\) はファンアウトフリー領域の性質から常に単純な値割り 当ての論理積で表すことが可能である. そこで,全ての故障に対する \(D_f\) を別個に求める必要はなく, 個々のファンアウトフリー領域の根のノードの故障伝搬条件 \(D_r\) だけを求めればよいことがわかる.
ファンアウトフリー領域の根のノードの故障伝搬条件は \(L_f\) と異な り,単純な論理式で表されるとは限らない.